最近、Haskellを勉強しています。型クラス、型コンストラクタ、Functor、Applicative、Monoid、Monad、カリー化などなど、他のプログラミングにない謎な概念のおかげで かなりとっつきにくいです。しかし、とてもおもしろい。純粋な関数型言語で関数や型に対する厳密な制約を を持っているにもかかわらず、様々な工夫で生産性を下げないようにしています。(JAVAみたいにならない)

そんなHaskellの入門中に、これは素晴らしいと思ったHaskell入門用のサイトが以下の3つ。

Learn You a Haskell for Great Good!

書籍だが、webで無料公開している。 日本語版の本が「すごいHaskellたのしく学ぼう!」のタイトルで出版されている。 入門者が最初にみるべきだと思う。Haskellの謎な概念を丁寧に解説してくれている。書籍版の購入がオススメ。

CIS 194

ペンシルバニア州立大学の講義、Haskell初心者に大人気で、ペンシルバニア大学の学生以外も勝手にやっている。 講義資料と宿題があり、といていくとHaskell的なプログラムを書けるようになる。
再帰を頻繁に使い、手続き型言語しかやっていない人は確実に躓く。アメリカの大学だけあってさすがに難度が高い。 欠点は講義資料という性質上、宿題の答えが用意されていないことだが、githubで検索すると自分なりの回答を載せている人がたくさんいるため参考にできる。

School of Haskell

Fpcompleteという会社の解説記事。関数の呼び出し方のような基本的な内容から、並列処理の実装方法といった応用的なのまで 揃っている。CIS 194で詰んだら、見てみよう。